今日はちょいと昔の話。
はなさんを飼いはじめたときの話です。
2005年11月20日。私の誕生日だったんだけど、
ダンナと札幌パルコへ行きました。
ちょうど、『わんにゃんペット祭』みたいなのをやってて、
『パルコでやってるイベントだから、子犬とか子猫とかと遊べるんだろう』って軽い気持ちで見に行きました。
以前から『犬を飼いたい、名前ははなさんで』とダンナに言っていたんだけど、ダンナは『ダメ』の一点張り。
お互い犬を飼ったことがないし、転勤族だから飼うのは大変だと言われてました。
『ダンナの言うことももっともだ』と思い、あきらめたんですね。
ならせめて、子犬とかと遊んでみたいなと思ってパルコに行ったんですよ。
パルコについて催事場に着いたら、
そこは
思いっきり展示即売会だった。(笑)
あれ?子犬とのふれあいコーナーは?と思いながらも子犬や子猫を見ていたら、2匹のダックスがいたんですね。
一匹は確かブラック・タン(黒くて眉がちょっと茶色)で、もう一匹はクリーム色。すごくかわいくて、じーっと見てたら、
お店の人に声をかけられ、クリーム色を抱っこしてみた。
『あぁ、じーさんみたいな顔してかわいいなぁ』
『かわいいね。こいつ』とダンナの顔を見たら、
『おまえ、犬と同じ目でこっちを見るなよ・・・』
まさか、ここで犬を買うとは思ってなかったけど、やっぱりかわいい。
耐えられなくなったダンナが、(笑)
『よし、そいつを買おう!』
Σ(- -ノ)ノ エェ!?まじですか?いいんですか?
私は喜びよりも驚きのほうが強かったです。
それから、とんとん拍子で購入決定。名前はもちろん『はな』。
ペットショップの人の説明を受けながら、はなさんはふんふんその辺のにおいをかいでいた。(笑)
さぁ、困った。
この日は珍しく、
地下鉄で来たのである。はなさんのほかにハウスやらえさやらいろいろあって、大荷物。
仕方がないので
地下鉄で帰る。家について、『かわいいなぁ』と思っていたら、もう夕飯の時間。
『ご飯あげなきゃ』と準備して、『はいはなさん、ご飯だよ』
くんくんにおいをかいだはなさんは、ぷいっとどっか行ってしまった。
初日からはなさんはご飯を食べなかったのである。( ̄▽ ̄;)!!
『ダックスって食いしん坊って聞いてたのに・・・』
まぁ、初日だから仕方がないかと思っていたら、それからも食べたり食べなかったり。(今もそうだし)
それから、夜になって寝たんだけど、やっぱり気になってなかなか眠れない。
そして朝4時、『く〜〜〜〜んく〜〜〜〜〜〜ん』と鳴くはなさん。
見事に寝不足の二人。ダンナは会社に行きました。
初めてはなさんと二人きり。
今まで私一人でいたのに、今日からは生き物がいる。
これだけでも私は緊張してたんでしょう。ぜんぜん休む暇がありませんでした。
ご飯も食べたり食べなかったりだし、どうしようどうしようの連続。
トイレのトレーニングもしなきゃなんないし、ほえたら叱らなきゃいけないし、
と、やらなきゃいけないことばかりが頭の中をぐるぐる回って、
初日で私はぐったり疲れてしまいました。
朝ごはん食べる体力がなかったくらいですもん。
はなさんが、ちょっとどっかでぐるぐる回ってたりすると、
『おしっこかな??』と思ってトイレに連れて行ったり、
ご飯食べさせてみては食べなくて落ち込んだり。
私の言うことをひとっつも聞いてくれなかったり。
まぁ、疲れました。
ちょうどその時、ダンナ方のおばあちゃんが亡くなって、急遽函館に帰ることになりました。
はなさんはうちに来て3日目でもうペットホテル体験をしたのです。
はなさんには悪いけど、正直はなさんをあの時預けて気持ちのリセットが出来ました。
ダンナも、『気持ちを切り替えていこう』と励ましてくれたし。
4日はなさんを預けてから、改めてはなさんの育児奮闘が始まったのです。
・・・と、あまりにも大まかに書いてしまいましたが、
はなさんと出会ったときの話でした。